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2014年1月27日月曜日

第56回グラミーで、フランス出身のドロイド達の受賞スピーチは?

Beyonce' & Jay-Z
ビヨンセとJay-Zのアツアツのパフォーマンスで幕を開けた56th GRAMMY Awards、現地時間の26日、ロサンゼルスにて開かれました。
司会はノミネーションコンサートと同じくLL・クール・J。オープニングでテイラー・スウィフトを褒め称えた「実体験を曲にしているのはすばらしい・・・彼女のおかげで今後、男性との悩み問題を曲にする女性が増えることでしょう・・・野郎ども気をつけろ!」風刺の効いたコメントはラッパーならでは。
Daft Punk

主要部門のうち「Record Of The Year(最優秀レコード賞)」と、「Album Of The Year(最優秀アルバム賞)」は、フランスのダンス・ユニット、ダフト・パンクの大ヒットシングル「Get Lucky」と、それを含むアルバム『Random Access Memories』が受賞!その他、彼らはノミネートされた5部門全てを受賞した。ドロイドのスピーチは?・・・ファレルやポール・ウィリアムスが代弁してましたネ~。本人は喋らんのかいっ!


Lorde & Joel Little

「Song Of The Year(最優秀楽曲賞)」はニュージーランド出身のオルタナの女王、ロードが「Royals」で受賞。弱冠17歳とは思えぬ貫禄のパフォーマンス(メイクもムチャクチャ大人っぽかったです)を見せてくれましたが、受賞スピーチでは感激のあまり歳相応の若さが出てましたヨ、良か良か。
Macklemore, Mary Lambert,Madonna,
Ryan Lewis, Queen Latifah

「Best New Artist(最優秀新人賞)」は白人ラップ・デュオ、マックルモア&ライアン・ルイスに!「Same Love」のパフォーマンス中に、33組(同性カップル含む)の人前合同結婚式を行なってしまうとはNARASの寛大さは非常にアメリカ的。おかげでコラボで登場したマドンナがカスんでしまったわ~
Paul & Ringo

ベストパフォーマーはポール・マッカートニー&リンゴ・スターよりも、断然ダフト・パンクです!スティーヴィー・ワンダー、ナイル・ロジャース、ファレル・ウィリアムスとのジョイントで「Get Lucky」~「Le Freak」~「Another Star」を流れるように演奏、オーディエンスはスターんデぃーんグおベーいショーん。彼らのアルバムを手がけたファレル・ウィリアムスは最優秀プロデューサー賞に輝くなど、今回のグラミーの顔はまさにダフト・パンクだったのではないでしょうか?
Bruno Mars, Gloria Estefan, Marc Anthony
Katy Perry

ハワイ出身のメロディー・メイカー=ブルーノ・マーズは念願の初受賞(ポップボーカルアルバム)を果たす中、残念ながらカリフォルニア・ガール=ケイティ・ペリーは、またまた無冠に終わった。マイ・フェイバリットのジョン・ウィリアムズは「スカイフォール」(オリジナルスコア)に負けてしまい、ジェラルド・アルブライト(sax)がヒュ-チャ-されているデイブ・コーズ&フレンズは御大ハーブ・アルパート(ポップインストルメンタル)の敵ではなかった。詳細はGRAMMY.com参照
Taylor Swift

ここ数年のグラミーの傾向として、イギリスのマムフォード&サンズやアデル、カナダのアーケイドファイアなど、国外アーティストの台頭が目立つ。さらに今回のダフトパンクやロードの受賞で、世界の音楽シーンをリードして来たアメリカ音楽業界が、ほかの国から進むべき新しいエンターティンメントを示された形になった。そして、カントリー界の女王テイラー・スウィフトが無冠に終わったことやオルタナ(異質)ミュージシャンらが席捲していることから、グラミーが変わりつつあるようで、他と違ったもの、今までと違うものを求めているようだ。
Carole King & Sara Bareilles

と言うことは日本人にもチャンスが・・・しかーし、今回で15度のノミニーとなった喜多郎の「ファイナル・コール」、元外交官の阿曽沼和彦氏プロデュース「レゲエ・コネクション」は、ともに受賞を逃した。健闘を見せたのは、日本人のバイオリニスト五嶋みどりさんで、参加アルバムが最優秀クラシック・コンペンディアム賞を獲得した。
P!nk


今回のWOWOWは、案内役がジョン川平&ホラン千秋に代わっていた。私的には滝川クリステルのユーモアはウィットに富んでいて良かったと思うけど・・・「お・も・て・な・し」で忙しくなったのかな?
kacey Musgraves
大物アーティストを次々にゲットしていたインタビュアーの小牧ユカさんは「今年は豊作だ~」と興奮気味。
スペシャルナビゲーターの「しょこたん」こと中川翔子の「好きな日本食は?」と言う質問は非常に外国人ウケが良い!?みたいでハグされてました。「ケイシー・マスグレイヴさんがカントリーアルバム賞を受賞したとき、真っ先に立ち上がって大喜びしていたテイラー・スウィフトさんは、と~ってもキレイでした~。あと、ダフト・パンクさんの音楽に合わせて会場が縦て乗りになったのは感激でした~」と、しょこたん節炸裂!TV放送されないトリビアな部分をちゃんとレポートしてるぞ・・・えらいぞ、しょこたん!
yuka & shokotan

テイラーと言えば、最優秀アルバム賞発表時にアリシア・キーズが『Random・・・』の頭「R」の発音をした時に真っ先に超ビックリした表情をしていた。もしかして、一瞬『Red』だと思えたのかも知れない・・・頭が「R」なので・・・見ていた私も最初の1~2秒はテイラーが受賞したんじゃないか?と思ってしまった。
・・・にしても、『Random Access Memories』は聴けば聞くほど味があるスルメのようなアルバムなのです。ハービーハンコックの『RIVER』(第50回)も、こんな感じだったかな~?
・・・つづく

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