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2013年9月2日月曜日

第27回 浦佐温泉・山岳耐久マラソンは雨模様でしたのです

31日夜、熱帯低気圧に・・
台風が前線とくっついた影響で各地で集中豪雨!
8両+8両=16両のMaxとき号
ここ、浦佐温泉も朝から雨模様です。道中の新幹線内の乗客の会話から「前夜の時化の影響で佐渡トライアスロンはスイムが中止、バイクとランにて開催」らしいのです。トライアスロンは25回目を向えますが、浦佐温泉・山岳耐久マラソンは今年で27回目を迎えます。※昨年の様子

小雨の中2周の部受付中
たもん荘前の受付テントは、何故か2周の部が混み合ってましたけど・・・なんで?・・・
たもん荘新館です
まあ、気にしないけどね・・・久々にお世話になります「たもん荘」にて準備、準備っと。前回お邪魔したときは旧館休憩室に何とか滑り込めたけど、今回は満杯、手一杯!2階渡り廊下を通り新館へ・・・皆が廊下で準備中、私も廊下に陣取った。まずはトイレで小用を、その後はゼリーでエネルギー補充です。クリオローションでマッサージ、準備OK!貴重品をフロントへ預けてイザ出発!その間、約45分。いつの間にか雨も上がって走りやすそうな天気になって来たぞ~!
六花さんはハーフを走ります
スタート地点では、オープニングセレモニー中!その脇で足湯中の家族たち・・・
気持ち良さそうな足湯です
今年もゲストランナーの福田六花さんが参加します。
「歩こうの部の人はマラソンの部の人より先にゴールしないで下さ~い」と言う、お約束の注意アナウンスと、笑い声の中、一斉スタートです。
今年から2周(フル)の部に1周目通過関門が設定され、3時間でタイムアウトになる。
魚沼の痛車です
まぁ、その位の時間は余裕ですけどネ、いやいや、油断禁物、何があるかわからないぞー、焦らず、急いで、ゆっくりと・・・歩を進め、前進あるのみ。
1500人の一斉スタート


登りに入っても、キロ7分のペースを維持できているぞ!
トンネル過ぎの電光掲示板は21度を表示している。例年から見るとかなり涼しいのかな?




第一給水過ぎを登る
トンネルを抜けるとそこは・・
第二給水の気温は?















ここから魔の33回りだ、今年こそは数をカウントしてみよう。次の給水所まであと1キロの看板まで11カーブ、ここから数えること27のコーナーを経て頂上です。あれれっ!?全部で38あるぞー??
まっ、いっか、2周目で再度数えてみよう!!
頂上が見えた頃からお腹の調子が思わしくないぞ、カーブを数えて気を紛らわしていたが、頂上へ付いた途端、ヤバイかも?
頂上の第三給水までもう少し
ここから一気に下ります。お腹もイッキにくだります。そう言えばもうすぐ後山小学校だ!少し登ってトイレへ直行!いや~間に合った、セーフ!!!!
登り切ると後山小学校
とり憑いた怨霊め、早々に退散せよー(ナンのこっちゃ!?)
8.5K地点でのロスタイムは8~10分といったところでしょうかネェ・・・


レース中のトイレと言えば、1973年のびわ湖毎日マラソンでのフランク・ショーターを思い出してしまう。
Frank Shorter(1947.10.31生れ)

当時、私はテレビ観戦中、トップで走っていたショーターは沿道で応援していた観客の小旗(紙製)を三っつ程引きちぎりコースアウトした、17キロ付近だと思う・・・
「おやっ、どうしたんでしょうか?ショーターがコースを外れました・・・」
暫らくトップ選手を写していたかと思うと「何と、ショーターです!」
「どうやら、トイレだったようです!急に催したようです」とアナウンス。
後ろから物凄い勢いで迫って来るフランク・ショーターに、私もアナウンスもビックリ仰天!
20キロ付近で日本人は「あっ」と言う間に追い越され、そのままトップでゴール、
2:12' 03"で優勝してしまったのです。この時のタイムロスは2分程度だったと思いますが、「野」で用を足した事もスゴイが、再びトップに立つ事、優勝することはもっとスゴイのです。
さらに、この一部始終をカメラに収めた人がいて、ショーターはその盗撮者のカメラを奪い取りフィルムを抜き取ったらしいです。ホンの数分でこれらの事を成し遂げてしまうなんて、本当に脅威的!※こちらを参照
ピカチュウと仲間たち?

さて私は、10分間もジッとしていたので、汗で身体が冷えてしまって寒いのです。コースに戻って下り⇒砂利道下り⇒ゆるい下り⇒給水所と進みますが、飛ばしまくっちゃったのでした。砂利のトレイルコースはナンバ走りで小さく左右に走り、着ぐるみのピカチュウも追い越した。
5k=36'07"  10k=1:20'59"
第四給水所の「シオ」&「しお」
給水所では特別の塩を頂いた。「何でピンクなんですか?」
「即効性が有ぁるのよォ~・・・チョッとお高いんだけどねェ~・・・」と、おネェ言葉のお母さん(お姉さんかな??)
ここからの登りの途中で昨年は私設の氷エイドがあったのに、今年は有りませんでした。まぁ、今年は暑くないので良しとしましょう。登りきって給水所⇒少し登って15K地点(=1:55'33")⇒下り⇒下りのオンパレード!
私設の氷屋さーん!
あぁぁぁぁっ!?「氷」があったぞー、下りきった18.5K地点に私設氷エイドがあったのです。両手に持って走り出す人、ランパンの両ポケットに突っ込んで走り出す人、口いっぱいにほお張って走り出す人・・・私は帽子に入れてカブリました。毎年ありがとうございまーす。
スイカのおかわり~



1周目ゴールと2周目突入!
20k=2:26'44"  中間=2:33'09"
ここから、平坦なコースで中間点、1周目ゴールです。エイドではポカリに麦茶にバナナにスイカ・・・
「こんなに沢山持ちきれないよー」と贅沢な悩みです、
「ゆっくりしてって下さ~い」素直に「は~い」って、そんなにゆっくりもしてらんないぞー、スイカを食しながら歩き出す。
魚沼牛??よサラバ~!
2周目3キロ付近
2周目はランナーも少ないけど沿道の応援も少なくなってしまう、それでも、牛さん達の暖かい応援??を頂きながら歩を進める。ここからの登りでは、ストライドは極端に小さくなる。コースの先のほうを見ると「こんなに登るのか~?」と挫けてしまいそうになるので、なるべく足元を見つめて一歩づつ、前へ、前へ・・・イツの間にやら青の洞門トンネルを抜ける。
33回目のコーナーへ・・・
エイド前の電光掲示板が23度を表示「1週目より2度高くなってるー」でも、曇ってるので涼しいのです。本日2度目の33回りに向う為、ドリンク充填、塩飴を頬張り、足ももパンパン、ストレッチで気合を入れている私の横を「茄子漬最高!なすサイコー!」と駆け上っていく選手がいた。
我々選手にとってはエイドステーションは、宛ら砂漠のオアシスと言ったところでしょうか、潤いとパワーを与えてくれるのです。因みに、茄子漬の「きゅっ、きゅっ」と言う歯応えが苦手で私は食べませんけど・・・(落語家の桂三枝師匠も同じ理由で大嫌いなんですって!)

さあ、再度33曲がり有るか確認作業です。次の給水所まで1キロ看板まで11コーナー、そこから頂上の給水所まで22曲がり、おおおっ、ちょうど33回りになるぞーー!!!!一周目の時は直線に近い緩やかなカーブまでカウントしてしまったようです。あまりに感激したのでエイドで「数えて見たけど、本当に33回曲がってるんだネェ」と言ったら係員数名の笑い声・・・ヤヤウケでしょうか、アホなランナーでスミマセン。ここからの下りも滑らないように気を付けて・・・ 26k=3:14'24"  31k=3:56'47"
登り前の第四給水

ラストの登り前エイドでは「被り水無いですかー?」と言う女子に「冷たいけど、これでも良いですか~?」「かけて下さーい」と言うので頭からかけてましたけど氷水のようですネェ「うわっ、死ぬー」と言いながら元気良く登ってゆきました。死ぬ程元気になっちゃったのネ!?
一周目では気付かなかったが、途中の道端に子狸がうずくまる様に死んでいた、これが自然と言うものサ・・・

登り切りのエイド付近に来ると小雨模様になって来た、塩とバナナとレモンでパワー復活!何とな~く右足小指が変ですネェ、アスリート風に言うならば「違和感」と言うやつです。痛いような気もするし、気にしなければ走れるし、不思議です。  36k=4:40'18"
この先にゴールが見える!

雨の中の下り中「歩こうの部」の人たちを追い越して、再び氷エイドです。一個いただいてラスト2.5K、割と力強い走りが出来ています。あと1キロ「スゴイ、すごい!一周目と同じタイムですよ」と沿道のお母さん、私のタイム計っててくれたのかなぁ・・・?
ゴールが見えた、写真を一枚!・・・・GoooooooooooooaL!
41k=5:10'03"  Goal=5:17'44"

今回は、タイム的には満足してませんが、登りでは追い抜かれない、登りを歩かない、と言う目標が達成できたので、納得のいく走りが出来たと思います。
エイドでも例年の暑さを考慮して、ポカリ、麦茶、塩、レモン、飴、バナナと充実しておりました、特に塩飴はパワーになりましたー


「新潟シティ」の調整的なレースでしたが、まだまだ走りこみ不足ですネェ~・・・痛感!




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