今年はとにかくアデルの夜だった、最初から最後までアデル一色!
ビヨンセVSアデル |
最優秀レコード賞
最優秀アルバム賞
最優秀楽曲賞
最優秀ポップソロパフォーマンス賞
最優秀ポップボーカルアルバム賞
のなんと5部門を総ナメ
な~んと!ノミネートされた全てを受賞した。
「ハロー」をプロデュースしたGreg Kurstinも最優秀プロデューサーに輝いているので、6部門と言ってもいいのではないかな~
自身による主要3部門独占は、2012年以来2度目で、この時もノミネート6部門全て受賞したのは記憶に新しい・・・主要3部門独占2度以上は史上初の快挙である。
授賞式のオープニングアクトで彼女は「ハロー」を歌唱し、冒頭からのスタンディングオベイショーン!
さらに、ジョージ・マイケルのトリビュートステージで
ポップグループ賞:トゥエンティ・ワン・パイロット |
導入部からなーんか音程が合ってない・・・ほとんどアカペラのような歌い出しだったので、非常に難しい音程だったのは確かです・・・しばらく歌ってから~次の瞬間
"I know it's live TV but I need to start again,
I fucked up,
I can't do it again like last year,
I'm sorry for swearing,
can we please start it again?
I can't mess this up for him."
本年の司会ジェームス・コーデンとその仲間たち |
やらかしちゃった、
去年のようなわけには行かないわ、
汚い言葉を使ってしまってごめんなさい、
もう一度やり直させてくれる?
彼の為にちゃんと歌いたいから)
それを教訓とし、しかもジョージ・マイケルへのトリビュートだった為に
「彼の為にもちゃんと歌いたいから」と、
生放送中に演奏を止めてやり直したのである。
しかしながら、オーディエンスの温かい反応と、目に涙をためて歌い終えたアデルに、会場もスタンディング・オーベーションだった~。感動しました。
アデル、涙のスピーチ |
その他の感動的なシーンとしては、アデルのスピーチ・・・最優秀アルバム賞を受賞した彼女が、ステージで涙ながらに、「この賞を受け取るのは不可能だわ」と言い・・・おおっ、受賞辞退か!?と思ったら、「今年の最優秀アルバム賞は絶対にビヨンセの『レモネード』が獲るべきだった」という意味のコメントをした「本当に最高のアルバム。美しく心が打たれる曲ばかり。私たちはあなたの曲に栄誉を捧げます。私の黒人の友人達に力を与えてくれたのはあなたです」と敬意を表した。
今年最大の注目は、「アデルVSビヨンセ」だった・・・ほとんどのメディアは、ビヨンセの『レモネード』が獲るべきとしながらも、これまでのグラミーが、いかに保守的であり、時代遅れなのかを考えると、実際はアデルが獲るかもしれないと大方の予想であった。 カニエ・ウェストも、ドレイクもグラミーのこの傾向に抗議して出席せず、また、フランク・オーシャンは早くからそれに抗議して、自分の作品を候補作品として提出しなかったのである。・・・まぁ、好みとか、傾向とかは白人中心のグラミー会員と、その高齢化が偏りの原因ではないでしょうか?・・・しょうがないとは思いますけど・・・
ジョン・ウィリアムズ |
それもそのはず、同部門でジョン・ウィリアムス翁の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が受賞してしまったのですね~
スターウォーズ・シリーズではエピソードⅣ、Ⅴに続く快挙・・・18個目のグラミー受賞に拍手!
プリンス・トリビュート~ブルーノ・マーズ |
授賞式では、アデルのほか、ブルーノ・マーズ、ジョン・レジェンド、メタリカらがパフォーマンスを披露。
メタリカのパフォーマンスが始まった直後にジェイムズ・ヘットフィールドのマイクがオフ状態で全く音が出ない・・・また音響トラブルか?
その間ガガは力強く歌う~、マイクから音が出ないジェイムズはガガに歩み寄り1つ
ジェイムス&ガガ |
曲が終わった時、怒ったジェイムズはギターを投げつけてたそうな・・・いわゆる一つの演技ですな~
ピコ太郎とモーリス・デイ |
チャンス・ザ・ラッパー |
そして皮肉にも、亡くなったデヴィッド・ボウイが5部門を制したのであります。
詳細は以下に
⇒https://www.grammy.com/grammys/awards/59th-annual-grammy-awards